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ゆったり住まう「終の棲家」の住空間デザイン


大きな切妻屋根を持つ平屋。モスグリーンの金属サイディングとレッドウッドのコンビネーションが現代的な外観デザインのA様邸。

堂々とした外観にふさわしく、内部もゆったりとした造りになっています。玄関からは、リビング、キッチン、寝室へと3方向へ動線を設け、キッチンと家族収納を中心にぐるりとロの字に回れるようになっています。

LDKの床に使われている杉の無垢材は、素足に柔らかくあたたかみがあり、ほのかに甘い杉の香りが癒しの空間をつくります。色の濃淡がはっきりしている杉は、使い続けるうちに、色が落ち着き艶がでてくる経年変化を楽しめる床材です。リビングは白木の見せ梁をアクセントに、屋根付きのテラスを備え、自然との調和を図るデザインに。

〝終の棲家〟として長く安心して住み続けられる耐候性と保証も万全。外装材はメンテナンスフリーのガルバリウム。内装フローリングは、ノンワックスで傷つきにくく汚れが取りやすい杉の無垢材、壁紙は割れにくいタフクロス、居室には漆喰を使っています

住まいの中心にある、通常の1.5倍ほどの広さを持つフルフラットキッチンは、家族や友人など複数で料理を楽しむライフスタイルにぴったり。グレーのサブウェイタイルとブラックのキャビネットでモノトーンに仕上げました。対面キッチンでありながらリビングからは直接見えないレイアウトで、丸見えになってしまうフルフラットキッチンの弱点をさりげなくカバーしています。

天板やコンロが全て平らなフルフラットキッチン。開放感があり、家族と一緒に料理や片付けなど作業しやすい人気のキッチンです。
L字型のLDKレイアウトで、リビングからの視線を外し、丸見えになってしまうデメリットをカバーしています

年を経ても快適に住み続けることをテーマに選ばれた平屋造り。廊下も広くバリアフリーに、個室の扉はすべて引き戸にするなど、将来を見据えた住空間です。長期的なメンテナンスも視野に入れ、外装・内装材には耐久性の高いものを採用。機能、デザイン、ランニングコストなどトータルに顧慮した、終の棲家にふさわしい住まいです。

荷物が出し入れしやすい玄関引き戸と、大容量のシューズクロークを備えた、広々とした玄関。リビング、キッチン、居室、クローゼットへの3方向に動線が開かれ、毎日の生活がスムーズに流れます

庭には芝生を張ることになっています。落ち着いたタイルのテラスと庭は十分な広さがあり、まちなかにありながら自然を感じ、屋外空間を様々に楽しむことができます

PLAN

将来に渡り生活と向き合い、落ち着きや癒し、経年変化を味わうことができる住まいを目指しました。平屋本来の機能性を引き立てるとともに、プライバシーを確保しながら屋外との一体感も感じられるようプランニングしました。

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