伝統を受け継ぐ「ヘリテージデザイン」

現代に生き続ける古き良きデザイン
「ヘリテージ」とは「遺産」「伝統」「継承」を意味します。ミッドセンチュリーやヴィンテージデザインが代表的ですが、日本では伝統的な和のスタイルもヘリテージデザインと言えます。いつの時代にも支持されているデザインですが、ここ数年更に注目されてきているのは、コロナ禍を経て、安心感や安定感、心地良さを求める流れが大きくなっていることが背景にあります。

ミッドセンチュリーを代表するイームズチェア
SDGsとの関連性
SDGsの取組みが世界的になされている中、サステナビリティの観点からもヘリテージデザインが選ばれています。良いものを長く使うスタイルや自然素材を用いた昔ながらの製法などは、サステナビリティと相性が良く、ファストファッションやファストファニチャーに飽き始めてきた人たちからも関心が寄せられています。

別府竹細工 竹編ランプシェード
日本の伝統工芸がモダンなインテリアに
日本の伝統工芸を洋風建築に合うようにデザインされたアイテムは、国内外を問わず人気があります。シンプルモダンな和家具や竹細工を使ったアイテム、和模様を使ったクロスやアートなど、個性的でありながら落ち着きを感じさせてくれる点が大きな魅力です。

伝統柄の菱形を用いたタイル

組子細工のウォール・デコ(麻の葉)
※コメントは承認制です
コメントをどうぞ
コメントするにはログインまたはユーザー登録が必要です