家族みんなの“整い空間”をつくる快適洗面室リフォーム

住まいのプロに聞く知って得するリフォーム図鑑 洗面室編
毎日の始まりと終わりを心地よく過ごすための快適洗面室リフォーム

手を洗う、顔を洗う、歯を磨く、髪を乾かす…などなど、洗面室を使う頻度は意外に多いもの。使い勝手や収納、湿気などの問題も起きやすい場所です。洗面室にまつわるお悩みを改善し、家族みんなの“整い空間”をつくるリフォームのポイントをご紹介します。

洗面室のお悩み解決

お悩み 1. 「カビ・湿気」

洗面室は、湿気の影響を非常に受けやすい場所です。見た目がきれいでも、壁紙の下にカビが隠れていたり、床下が腐食していることもあります。リフォームの際には、洗面化粧台の交換だけでなく、点検も兼ねて、壁や床の内装も一緒に替えることをおすすめします。

内装材は湿気に強いものに交換しましょう。壁材はエコカラットなど調湿効果のある建材や防水パネルがおすすめ。床材はクッションフロアやフロアタイルが適しています。

ハイバックタイプの壁付水栓の洗面化粧台。側面の壁には防水パネルを施工

リフォーム時に洗面化粧台を取り外したところ。カビがかなり発生していました

側面の壁に調湿効果のあるエコカラットを施工

お悩み 2. 「洗面ボウル周りの汚れ」

掃除のお悩みが多いのが「排水口」と「水垢」です。まず排水口ですが、掃除のしやすさに最もこだわっているのがLIXILの「新手間なし排水口」です。詰まりにくい形状のヘアキャッチャーと、口径が大きい排水口が特徴です。さらに、隙間汚れやぬめりがつきやすい金属フランジがないので、汚れがたまりにくくなっています。

水垢汚れは、蛇口の根元につきやすいので、水栓が壁に付いた壁付水栓にするのが良いでしょう。背面パネルと洗面ボウルが一体化しているハイバックタイプなら継ぎ目がないので清掃性がよりアップします。

LIXILの「新手間なし排水口」。排水口と排水栓ともに清掃性の高い設計です(©LIXIL)

朝晩の混雑を解消するには

洗面室を使う時間は朝と夜に集中します。家族が多いご家庭なら、ダブルボウルの洗面台を検討してもいいでしょう。スペースや予算の関係で難しい場合は、手洗い器を別の場所に増やしたり、壁に鏡とコンセントを設置して身だしなみスペースを増やせば、歯磨きする人とドライヤーを使いたい人が一箇所に集中せずに混雑を防げます。

鏡とコンセントを取り付けるだけで、家族が多くてもドライヤーや身だしなみのスペースが確保できます

ダブルボウルの洗面台は、洗面室の混雑を防ぐだけでなく、つけ置き洗いする時にも便利です

デザインを追求するなら

デザインにこだわりたい方、洗面台はカスタムできるのを知っていますか? 水栓や洗面ボウル、ミラーなど、おしゃれなパーツを組み合わせることで、ホテルのような洗面室も実現できます。

カスタマイズオプションが豊富なメーカーはTOTO、AICA、ミラタップ(旧サンワカンパニー)など。ハイセンスで種類豊富なアイテムが揃っており、セミオーダー感覚でデザイン性の高い洗面空間をつくることができますよ。

200種以上のパーツが揃うミラタップの水廻り商品(©ミラタップ)

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