キッチンレイアウト【I型キッチン編】

住まいのプロに聞く知って得するリフォーム図鑑 キッチンレイアウト【I型キッチン編】
「結局どんなレイアウトが良いの!?」とお悩みの方必見
使いやすいキッチンを叶えるレイアウトをご紹介します

家づくりの際、こだわって計画される方が多いキッチン。使いやすさや料理の効率は、レイアウトによって左右されます。料理や片付けがスムーズにできるよう、キッチンの使いやすいレイアウトと収納を考えてみましょう。

今回は、シンクと加熱機器が一列に並んだベーシックなI型キッチンのレイアウトによる違いとメリットやデメリットをご紹介いたします。

理想的なワークトライアングル

冷蔵庫・加熱機器・シンクの3ヶ所を結ぶ家事動線をワークトライアングルといい、バランスの取れた距離で配置されていると、効率よく作業が進められると言われています。

昔から支持されてきた壁付け式

間取りの制約を受けにくいシンプルな形

壁付け式とは、キッチンの前面が壁に接していることで、リビングやダイニングルームのスペースを広く活用できるというメリットがあります。ただし、このタイプは、直線上にシンク・加熱機器・冷蔵庫が並ぶため、家事動線は左右となり動線距離に注意が必要です。長すぎる場合は、無駄な動きが多くなり作業効率が下がるため、左右の動線距離は360cmくらいまでがベストです。動線距離が長い場合は、補助スペースとしてカウンターを設けるのもおすすめです。

窓に面しているため
手元が明るく安全です。
カウンターを活用した
ディスプレイも◎

根強い人気の対面式

今どきキッチンのスタンダード

今や「キッチンといえば対面式」というほど広く浸透し、新築住宅ではほとんどが対面式にプランニングされています。

対面式キッチンのメリットはその開放感。料理をしながらテレビを見たり、子どもの様子も確認したりできるため、子育て世代には特に人気です。

また、キッチンに吊り戸棚を取り付ければ、キッチンの中が見えにくいセミクローズな空間となり、来客時にも気になりません。しかし、対面式の場合は、リビングと一体となったLDKとしてプランニングすることがほとんどですので、その場合調理中の臭いがリビングにも充満してしまうというデメリットがあります。

キッチンとダイニングの間の腰壁の高さを高めに設計すれば、キッチンの手元が見えにくく来客時も安心です。
腰壁にタイルなどを貼れば
空間のアクセントにも。

じわじわと支持を集める対面並列式

収納量はダントツ!効率もGOOD

同じ対面式のキッチンでも、ダイニングテーブルのレイアウトの仕方で家事の効率や収納量が変化します。対面並列式とは、キッチンとダイニングテーブルを横一列に並べたもの。

キッチンとダイニングテーブルの背面のほとんどを収納スペースにすることができる点は、対面並列式の最大のメリットと言えるでしょう。また、キッチンとダイニングの行き来が楽になり、配膳が横に流す動作でより簡単になることもメリットの一つです。し

かし、このようにキッチンとダイニングの距離が近くオープンになっているため、キッチンの中が丸見えになってしまうというデメリットも。

LDKを回遊できる動線も魅力的。
加熱機器の前に壁を設ければ、油はねをガードできます。
収納スペースが多いため
スッキリ収まります。

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