ライフスタイル   植物のある暮らし

カランコエ

植物との暮らし
観賞して楽しむことはもちろん、衣食住をすてきに演出したり…。あなたらしい個性豊かな植物との生活を始めましょう。

カラフルな小花がかわいいカランコエ

ベンケイソウ科の多年草で、主にマダガスカルを中心とした熱帯地域に自生しています。東洋的な響きのある「Kalanchoe(カランコエ)」の名前は中国語の「加藍菜(カ・ラン・ツァイ)」に由来し、世界中で親しまれています。厚みのある葉とカラフルな小花が特徴で、花言葉は「おおらかな心」「幸福を告げる」などがあります。

育て方

冬から春にかけて開花し、室内でも簡単に育てられるため、初心者にもおすすめの観葉植物です。

植え付け 11月〜12月が適期。地植え、鉢植え両方OKです
地植えは球根の上に2~3cmの土をかけ15cm位の間隔で植えつけ、鉢植えは腐葉土、完熟堆肥等の有機物が入った水はけの良い培養土を使います。
植え付け 春から秋が適期
鉢植えでの栽培が一般的で、水はけの良い多肉植物用の培養土を使います。
多肉質な葉を持つため、根腐れしないよう土が乾いてから水を与えます。日光を好むので、室内ではなるべく日当たりの良い窓辺で管理します。高温多湿には弱いため、風通しにも注意が必要です。
置き場所 明るく風通しの良い場所が最適
冬は5℃以上を保てば越冬可能です。寒冷地では室内に取り込みましょう。
水やりと肥料 乾燥気味に管理します
水は土がしっかり乾いてから与え、冬の間は回数を控えめに。春と秋には緩効性肥料を与えると花つきがよくなります。

毎日誰かに話したくなる植物の雑学

花が咲くには“日照時間”がカギ!

カランコエは「短日植物」と呼ばれ、日照時間が一定より短くなると花を咲かせます。自然界では秋から冬にかけて、この日照の変化が開花のスイッチになります。この性質を利用すれば、人工的に光を調整して好きな時期に咲かせることも可能です。たとえば夕方に箱で覆い“夜”を長く見せかけることで、「今は冬だよ」と錯覚させられます。この方法は園芸家や花の生産者にも活用され、年中カランコエを楽しむ工夫につながっています。見た目はかわいいけれど、意外と知的な植物なのです。

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