家族みんなで食事を楽しめる、明るく開放的な空間が誕生
暗かった長屋に、光と風をたっぷりと
リフォーム会社の営業スタッフをしている綾乃さん(株式会社オリバー)のご自宅を訪問しました。H様宅は、ご主人のご実家で、築40年ほどの長屋です。キッチンや浴室などの老朽化が進んでいたため、2世帯同居を機にリフォームを決意。リフォームにあたって、オリバーの先輩からのアドバイスが大変生きているとのこと。綾乃さんはお腹に息子の大地くんを宿しながら、設計施工管理に取り組んだそうです。
特にプロの技とアイデアが光るのは、光の入る中庭を上手に利用している点です。LDKに大きな窓を設けたことで中庭からの光が室内にたっぷり入り、その光を反射させるよう白の壁紙を使うことで、より明るい空間が実現。また、LDKの壁面には小さい窓を、勝手口には網戸付きドアを設けることで、風が流れる設計にもなっています。
H様宅は8人家族ですが、かつてはみんなで過ごせる場所がなく、キッチンも孤立していました。そこで、アイランドキッチンをメインに、一体感のあるリビングダイニングをつくることで、家族団らんの場が生まれました。「家族みんなで食事ができるようになったので、会話が増えました」と微笑む綾乃さん。ご主人も「LDKが快適で、とても気に入っています」とにっこり。家族の笑顔の数がもっと増えそうなH様宅です。
技あり! こだわりポイント
子ども部屋は、将来的に2部屋に分けられるよう、あらかじめドアを2カ所に設けています
LDKの一角には、磁石がくっつくホワイトボードを設置して、家族の伝言板として活用。保育園の給食の献立を貼るのにも重宝しているそうです
ご夫婦の寝室の隣に設けられたサンルーム。収納棚は奥行きのある造りにすることで、洗濯物の仮置きにも活躍します
プロが選んだワンポイント
タイルで楽しむ私らしい家
タイルやエコカラットを上手に組み合わせて、空間に表情やアクセントをプラスしているのも、H様宅のポイント。デザイン性だけでなく、エコカラットが持つ調湿性など機能性も兼ね備えているところが魅力です。
LDKの構造上必要な柱は、白のエコカラットをベースにイエローやオレンジなどのタイルでデコレーション
LDKの壁面の一部には、キッチンと色を合わせたエコカラット採用
洗面台もタイルを使ってカラフルに
OWNER’S VOICE
家族の距離が縮まる住まいにアイランドキッチンを対面式にレイアウトしたことで、娘が料理を手伝ってくれるようになりました。食後もみんなでゆっくり寛いでいます。父と母も「使いやすくなった」と言ってくれています。
PLAN
高低差のある土地に立つH様宅。玄関の近くにあるお祖母様の部屋からトイレまでの廊下には、以前から段差がありました。その段差を解消してフラットにすることは不可能だったため、段差の手前にトイレを移動することで、転倒を防止するとともに煩わしさを解消。お祖母様の部屋の近くにあるご両親の部屋からトイレまでの道のりはフラットになりました。
DATA
高岡市 H様邸
■リフォーム費用 1,500万円
■種類 木造戸建
■施工面積 87.9㎡m(29坪)
■施工箇所 玄関、LDK、UB、洗面、トイレ、寝室、子ども部屋
■工事期間 40日間
■家族構成 大人6人(お祖母様+ご両親・夫婦+弟)+子ども2人
■施工会社 株式会社オリバー 0120-47-1152
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