インテリア   インテリアコラム

コミュニケーションが 深まる部屋づくり

家族の会話が増えるリビングダイニング

 家の中心であるリビングダイニングは、家具の選び方や配置を変えることで、よりコミュニケーションしやすくなる場所に。そんな空間づくりの提案を、富山市のインテリアショップ・アートゥリー店長の宮嶋さんにうかがいました。

コミュニケーションの場として
ポイントとなる家具は、
ソファとダイニングテーブル

近年、より大きなソファが好まれるようになってきました。ソファは座るよりも横になって使うことが多いので、より奥行きがあって、一人が寝てもスペースにゆとりのあるL型のタイプをおすすめしています。実際に寝転がったり床に座って背もたれにしたりして試してみてください。

配置も大切です。話しやすい家づくりを考えるなら、ソファとダイニングチェアが背を向けあわない、家族の顔が見えるレイアウトがいいですね。また、リラックスできるように、照明は明るすぎないほうがいいでしょう。

ダイニングは多目的スペース

ダイニングテーブルは、お子様の宿題、趣味や書き物のスペースとして使うなら160cm以上あるといいですね。180cmあればゆったり使えます。

ダイニングは客間のない家での来客とのコミュニケーションスペースとしても見直されてきています。来客時に幅を広げられる伸縮式のテーブルが人気で、従来の使い方のほか、広げたままで使い、夫婦2人暮らしになった時などに縮めるという逆の発想も視野に入れた、長く使える品です。また、一本足のテーブルも、椅子が増えた時に使いやすく、デザインもスマートなのでおすすめです。

一本足のテーブル

家に置いた時のサイズが
実感できない悩みを解決

リビングダイニングの実寸に合わせて壁を可動できるエリアを店内に設けています。希望の大きさのソファが置けるか、テレビはどの位置に置けばいいか、建築前なら窓やコンセントの位置もシミュレーションできます。窓の位置で家具の配置が制限されるので、可能であれば図面が確定する前に一度ご相談頂けるのがベストです。

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