インテリア   インテリアコラム

木の話を家具屋が語ります

木は人と同じように生きている

はじめまして。富山県でインテリアショップを2店舗、家具工場を1拠点、また自社オリジナルプランドの家具の製造販売をしている宮本です。今号からインテリアコラムがスタートしました。第1回目は「木」についてお話します。

「木」だってご飯を食べています

遠い昔から、私たち日本人は木と密接に関わってきました。現在でも、木は私たちの暮らす日常生活のなかで、何気なく、ごく当たり前に使用されています。例えば、テーブルや椅子、お箸や器。木造でしたら家だって木からできています。

このように私たちの生活に寄り添う木について知っておきたいことは「木は生きている」ということ。私たちがご飯を食べるのと同じように、木も「土」というご飯を食べています。木は大地に深く広がった根っこから、土を食べているんですね。(正確には、根から土の水分や養分を吸い上げています。)重力に逆らって、木の血管をつたって枝の先や葉っぱ、実に至るまで栄養を届けているんです。そこにはまるで意思があるかのよう。

もうひとつ、木の意思を感じるエピソードがあります。私たちは暑いときには服を脱ぎ、寒いときには服を着込みます。実は、木も同じように自分で体温を調節していることをご存じでしょうか? 例えば、寒い冬に暖かな照明を近くに置くと照明がある方向へとツルが成長するんですよ。

木も生きているから 人と同じように大切に

私たち、家具をはじめ木を扱う職人は、「木は生きている」ことを肝に銘じて人と同じように大切に扱っていきたいと考えています。これからも木の持ち味を十分に引き出し、心を込めて家具作りに励みます。

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