インテリア インテリアコラム
自然と共生するオーガニックな家具
天然木無垢材の家具が健康を支える
富山・石川のインテリアを扱うショップにお話をうかがうコラム。
今回は、生活アート工房代表、南出さんに、天然木無垢材の家具の魅力についてお聞きしました。
自然と共生する生き方
自然と共生する家具選び
オーガニックやサステナビリティが注目されている近年。家具の選び方も、量産品を買って壊れたら買い換えるスタイルから、良いものを長く使おうという傾向に変わってきています。そういった方に選ばれているのが、無垢材の家具です。
オーガニックという言葉には、自然との共生という意味合いがあります。熱を加えたり混ぜ物をしない天然素材をそのまま使う無垢材は、まさにオーガニックです。
当店ではお客様に、伐採・製材・乾燥の工程を経て家具になるまでの流れをなるべくお伝えしています。歴史の重みや自然環境のサステナビリティを知ることで、古来より自然と共生してきた日本人の感覚と、現代の暮らしを重ね合わせることができます。
無垢材の魅力は、長く使うほど良さが増していくところにあります。家具は、1年経ち四季を経験すると、つくりや素材の良さが表れてきます。3年後には光沢や木の色が深く濃厚になり、オイルを浸透させれば木目が蘇ります。その後、年月を経るごとに骨董のように味わいが増し、飽きることがありません。
長く一緒に過ごす家具だから
体にいいものを
縦すのこを用いたスリットベッド
当店のベストセラーは、布団を敷いて使うスリットベッドです。マットレスの性能次第で腰を痛めるようなベッドをつくりたくなくて、きしみやゆがみを抑制し長く性能を保つよう試作を重ねました。
また、表面の加工にもこだわっています。一点一点職人が丁寧にカンナがけし磨くことで、さらりとした手触りを保ちます。手指のセンサーは思った以上に繊細で、毎日触れるものであるほど、心身への影響が少なくありません。
家具によって体の使い方は変わり、暮らしも変わります。だからこそ、良い素材と、それを活かす技術を後世に残していきたいですね。
無垢材の感触を楽しむボードゲーム
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