インテリア   インテリアコラム

心地よい睡眠環境と循環する暮らし

SDGsを意識しながら寝室を快適に整える

寝室は、人生の1/3を過ごす場でもあります。長い時間を過ごすからこそ、健康だけでなく、環境に与える影響も少なくありません。今回は、質の良い眠りのための環境と、SDGsの観点からの寝室づくりについて、快眠工房KOBAYASHIの小林さんにお伺いしました。

質の良い眠りを得るためにこだわりたいこと

質の高い睡眠を得るためには、寝具選びが大きなカギとなります。自分の体に合ったマットレスや枕を選ぶことで、体の負担を減らし、深い眠りに導いてくれます。当店で最も人気のあるマットレスは「マニフレックス」です。体を包み込んでしっかりと支える高反発素材が、圧力を分散して自然なカーブを支え、無理のない寝姿勢を保ってくれます。金属やマイクロプラスチックを使用していないため、環境に優しく、燃やしても有毒ガスを排出しません。

寝具や寝間着は吸放湿性、通気性も重要です。ポリエステルやアクリルを使ったものは手頃ではありますが、吸放湿性、通気性の点では、綿やリネンなどの自然素材をおすすめします。さらにこだわるなら、中綿に脱脂綿を使用したものが良いでしょう。油分を除去した脱脂綿は寝汗をしっかり吸収し、蒸れにくいため一晩中快適でいられます。

循環型社会を支える寝間着やベッド選び

当店では、富山県産ハトムギを用いた繊維でつくられたルームウエアも扱っています。ハトムギ生産量日本一の富山で、これまで捨てられていたハトムギのぬかを利用した製品で、地産地消の応援に繋がるとともに、ハトムギ由来成分により肌に優しいのもメリットです。

ハトムギぬかオイル配合のルームウエア「Nercocia.Wear」

また、ベッドフレームを選ぶなら、国産のヒノキを使ったものがおすすめです。リラックス効果を持つヒノキの香り成分が寝室に適しているだけでなく、植林・間伐・伐採のサイクルを循環させ、日本の森林を育てる活動のサポートにもつながります。当店では、加賀産のヒノキの間伐材を加賀市の工場で製造したベッドフレームも取り扱っています。

眠りのための環境を整えることが、心と体を心地よく整え、人に優しいだけでなく、地球環境や社会貢献に繋がる、そんな新しい時代に向けての寝室づくりを、この機会に考えてみてはいかがでしょうか。

加賀産ヒノキを使ったsohnoのベッドフレーム

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