インテリア   インテリアコラム

部屋の片隅につくる、わたしだけのコージーコーナー

お気に入りの椅子を置いて、心地よい居場所づくり

お家時間が増えて、高まってきたのが、プライベート空間の充実へのニーズ。今回は、家の中に持ちたい「自分だけの空間」のつくり方について、富山市のインテリアショップ・アートゥリーの堺井さんにお話を伺いました。

ニーズが高まる自分だけの空間

どこのご家庭にもある、リビングのソファ。リラックス空間として考えられていますが、お客様に話を伺うと、旦那様が寝転がって使うので、奥様はほぼ使わないとのこと。自分専用のくつろぎ場所が欲しい、という女性からの声が、ステイホームの影響もあり、ここ数年で目立つように。一人がけソファよりも、自分用の椅子を選ばれる女性が多いです。

お気に入りの椅子を中心に
小さな空間づくり

椅子は、気に入ったデザインであることはもちろんですが、目的に沿っているかが大切です。音楽を聴いて過ごしたいのか、読書に耽りたいのかなど、どう過ごすかで、座面のサイズや肘掛の位置など変わってきます。実際に座ってみてしっくりくるものを選ばれるといいですね。

そして、その椅子を中心に、間接照明やラグ、コーヒーテーブルなどコーディネートされると、小さな空間でも自分だけの居場所となります。椅子を増やすと狭くなる場合は、ダイニングチェアと兼用できるものがおすすめです。

テレビを娯楽にしない文化でつくられた家具を参考に

北欧では、日本ほどテレビを観る習慣がありません。ですから、日本ではテレビを中心に構成されているようなリビングの家具も、北欧では、家族の会話を中心に考えられています。つくられた目的が違うので、ひとりの時間を過ごすのにも、しっくりくるものが多いです。

特に’50年代など娯楽の少ない時代につくられ、本を読むためにデザインされたかのような椅子は、自分の世界に浸るのにとてもふさわしいものです。デザイン性も高いので、質の高い空間づくりに、ぜひ参考にしてください。

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