インテリア   トレンド最前線

日本の伝統を思い出す「ジャパネスク」

海外でも評価の高いジャパネスク

海外の人の目に異国情趣が強く感じられる純日本的な雰囲気のことを「ジャパネスク」と言います。ジャパネスクの歴史は、百年以上昔まで遡り、 世紀後半に浮世絵などの日本美術が注目され、ヨーロッパの芸術家に影響を与えました。そして現代では、アニメーションやサブカルチャー、伝統芸能といったものを、クールジャパンとして送り出す施策を政府主導で行っているのも相まって、海外での日本への関心が高まっています。

こうした流れがもう一度日本の伝統を住まいに取り入れようとする動きに繋がり、インテリアのトレンドとして「ジャパネスク」が注目を浴びています。

ジャパネスクという現代的なスタイル

インテリアの多くのスタイルは、欧米の生活のスタイルや建築美術の様式から発生したものです。しかし、「ジャパネスク」は、日本の住まいの基本となる和式住宅のなかで培われたインテリアのスタイルなのです。ただ、「ジャパネスク」は単なる「和風」とは違った、あくまでも「ジャパネスク」と言うインテリアスタイルのひとつだということを忘れてはなりません。というのも、現代の日本の住宅には、リビングにはソファがあり食事はダイニングテーブルでとるというスタイルがあります。そこへ、日本の住宅の良いところを「和のエッセンスのモチーフ」としてバランスよく取り入れ、モダンにアレンジをするのが「ジャパネスク」と言えるでしょう。

昔の日本の基本的な生活様式は畳でした。「ジャパネスク」スタイルとして取り入れるなら、目線の高さ。チェアやソファ類は、やや低めの座面のものをチョイスし、畳に座るイメージを残すと、よりくつろげるリビングが完成します。「ジャパネスク」スタイルを取り入れて日本らしい生活を思い出してみてはいかがでしょうか?

家具が低いと圧迫感が軽減され、空間に広がりが生まれ、お部屋に奥行きを感じられるように

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