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暮らしに豊かさをもたらすSDGsの取り組み
SDGsってなに?
ここ数年、声高に叫ばれるようになったSDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年9月に国連サミットで採択され、2030年までに達成すべきこととして17のゴールと169のターゲットで構成されています。地球上全ての人にとってより良い世界を目指すために貧困、健康、ジェンダー、経済成長、働きがい、環境などの課題について、発展途上国だけでなく先進国も含めた国際社会共通の目標とし、日本でも積極的に取り組んでいます。
住宅業界におけるSDGsの取り組み
住まいの観点から17のゴールを見てみると[3]すべての人に健康と福祉を、[7]エネルギーをみんなにそしてクリーンに、[11]住み続けられる街づくりを、[13]気候変動に具体的な対策を、など住まいと直結できるものがあります。これらの目標は住宅のあり方や社会における自社のあり方を見つめなおすツールになることから、住宅業界でもハウスメーカー、リフォーム会社など様々な企業が関連する取り組みを宣言しています。
より豊かな住まいをつくるために
住まいに関わるSDGsの取り組みとして実践されていることや注目を浴びていることをご紹介します。まず、大幅な省エネの実現や人々の健康にも繋がる断熱リフォーム、そしてZEH(ゼロエネルギー住宅)の建設は政府が推奨するところです。また、新築を建てる際には多くの材料やエネルギーが必要になります。
そこで、昨今の問題になるほど余っている空き家を活用することでSDGsの多くのゴールと結びつきます。その他、アメリカでも人気が高いタイニーハウスのシンプルかつ無駄のない暮らしは日本でも注目を浴びています。このように住まいとSDGsは密接に関係しています。より豊かな暮らしのために、身近な住まいからSDGsに取り組んでみてはいかがでしょうか。
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