ストレスフリーな家づくり [2]・動線
ストレスフリーな家づくり
心身を休めリフレッシュできるはずの住まいから知らず知らずの内にストレスを受けているかも?
1日のうち最も長い時間を過ごす住まいを見直して、ストレスフリーな家づくりをしましょう。
動線を見直そう
動線とは、建物の中などで人が行き来するルートを線であらわしたものです。家の中の主な動線には、リビングからキッチンや寝室への動線、玄関への動線、各部屋からトイレの動線など、毎日必ず通るルートがあります。
これらの動線が、長かったり複雑だったりすると、日々の生活にかかるストレスが知らず知らずのうちに溜まっていきます。
お家の困りごとは動線が原因かも?
料理や洗濯などの家事に時間がかかる、部屋が散らかる、扉にぶつかる、忘れものが多い、などの暮らしにまつわる困りごとは、もしかしたら動線の悪さが原因なのかもしれません。リフォームをお考えの際には、こうした問題点のある箇所の動線を拾い出し、改善プランを検討してみると良いでしょう。
動線改善チェックリスト
□ 頻度の高い家事まわりの動線
□ 使用頻度の高い部屋への出入り口
□ 料理・食事にかかる動線(冷蔵庫・コンロ・食品や食器の収納場所)
□ 洗濯にかかる動線(「洗う」「干す」「畳む」「しまう」の動線)
□ 扉が動線の邪魔になっていないか
□ 何人かで使う場所の通路の幅(渋滞する所がないか)
□ 収納や冷蔵庫や洗濯機などの向きを変えるだけで改善できないか
□ 棚の出し入れの時の上下の動きを考えた広さや幅になっているか
お掃除ロボットの動線を確保
ルンバなどのお掃除ロボットを使っているご家庭では、ルンバの通り道や、コードや充電器の場所の確保に悩まれている方も少なくありません。
せっかくの自動お掃除機能、効率よく活用できるよう、リフォームの際にルンバ視点で動線を見直してみては?
《ココリビングおすすめ》
「行き止まり」のない回遊動線
水回りを中心に回遊性のある動線を作ると、生活のしやすさが格段にアップします。
今号の巻頭特集に掲載中のZERO-CUBEは、2つの回遊動線を繋ぎ、8の字でも動けるよう工夫を凝らした間取りです。
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