ストレスフリーな家づくり [3]・採光
ストレスフリーな家づくり
心身を休めリフレッシュできるはずの住まいから知らず知らずの内にストレスを受けているかも?
1日のうち最も長い時間を過ごす住まいを見直して、ストレスフリーな家づくりをしましょう。
日光と大きく関連するセロトニンとメラトニン
日光を浴びる機会が少ないと精神状態が不安定になると言われており、採光計画は健康な生活に欠かせません。精神を安定させる働きのある脳内物質セロトニンの分泌を活性化させるには、2500ルクス以上の照度が必要と言われています。明るめの蛍光灯が1000ルクスなのに対し、屋外では曇りの日でも1万ルクス以上の照度があるのです。
富山県は全国的に見て日照時間が大幅に少ない地域でもあるので、できる限り自然光の入る家づくりを意識する必要があります。
また、質のよい睡眠のためには、寝室の照明と自然光の調節が大切です。眠気を起こすホルモン、メラトニンは、暗くなると分泌され、明るくなると分泌が止まって覚醒するとされています。そのため、夜遅くまで明るい照明などを使わないようにする、朝は寝ている場所に自然光が届くレイアウトを考えるなどの工夫をしましょう。
断熱サッシや内窓で室温も快適に
一方で、窓を大きくすると断熱性が低下するという問題も。ドアや窓など住宅の開口部からの熱の貫流率は大きく、冬の暖房時は58%の割合で熱が流出し、夏の冷房時は73%の割合で熱が流入するとのデータもあります。 ([一社]日本建材・住宅設備産業協会調べ)
窓のリフォームの際には、内窓を取り付けたり、断熱サッシや複層ガラスの窓に交換するなど断熱を考慮した建材を使うと暑さや寒さも軽減、光熱費の削減にもつながります。
おすすめ 西日対策にもなる調光インテリア
ブラインドタイプの調光ロールスクリーンは、チェーン1本でレース部分と厚地部分のスリットを調節可能。布の持つ柔らかさとブラインドのシャープさを併せ持ち、レースカーテンのように厚地カーテンと併用できて使い勝手は抜群。
また、断熱性もある木製ブラインドは、インテリアのグレードも高めてくれます。
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