おうち訪問新築事例

アウトドア大好き家族がつくった内と外の境がないダイナミックな住空間

2023.09

滑川漁港が目の前にあり、美しい海と空を堪能できるロケーション。海を背景に建つZERO-CUBE MALIBUは、まるで海外のリゾート地にあるかのようです。『家』よりも『外』が好きというS様が最も苦労されたのが、この立地です。周りに家がなく眺めのいいところが見つかるまで、土地探しに2年を費やしました。

家を建てるなら、家の中と外の境を感じないような空間にしたかったというＳ様。『西海岸の風を感じるビーチハウス』をイメージしたMALIBUは、理想に最も近かったため、「MALIBUを自分好みに思い切りカスタムしよう」と家づくりが始まりました。

いちばんのこだわりは「空間を最大限に一体化させる」こと。極力、廊下を作らない間取りを考えた結果、広い土間を備えたリビングや、2階の全部屋と繋がるフリースペースなど、開放感あふれるユニークなレイアウトが実現しました。

リビングの土間は、屋外のタイルデッキとフラットに繋がり、インドアとアウトドアの両方の要素を持つ住空間をつくりあげています。従来のMALIBUよりも開口を大きくとり、よりダイナミックな眺望をリビングに取り込んでいるのも大きな特徴。デッキの先の広々とした芝生までがリビングの延長にあります。

2階は景観を楽しむことを最優先にレイアウト。バルコニーから見る海は、癒しとリフレッシュをもたらしてくれます。広いフリースペースは、お子様たちの遊び場。子ども部屋は寝るためだけ、遊びや勉強は共有スペースを使うことで、いつでも目が届き、繋がりを保てます。

これまで毎年、キャンプなどアウトドアレジャーに出かけていたご家族でしたが、この家に住んでから、出かけることがめっきり減ったそうです。また、「子どもたちがゲームや動画を観なくなった」というのは予想外に嬉しい効果でした。夏の初めの取材でしたが、既に真っ黒に日焼けしたお子さま達の笑顔が、この家で過ごす毎日の楽しさを物語っていました。