徹底的にクール! ミニマリストが惚れ込んだZERO-CUBE
音楽のシャワーが似合う、無駄を削ぎ落とした住空間
流れる音楽と、モノトーンでシンプルかつ無機質な空間。N様邸に足を踏み入れた時、生活感を感じられないことに驚きます。まるでモデルハウスかカフェのようにおしゃれな家づくりは、なんと本誌「ココリビング」が始まりでした。
四角い箱にもう1部屋をプラスできるZERO-CUBE+BOX。家づくりの自由度が拡がります
「前からZERO-CUBEのことは知っていて、四角い家の形や、デザインや間取りに無駄のないところがいいなと思っていました。たまたま手にしたココリビングにZERO-CUBEが載っていたので、実物を見たいと思ってオリバーさんに行きました」と奥様。元々もののすくないミニマルな暮らしをしていた奥様の好みに、ZERO-CUBEのシンプルさがはまったようです。
「無機質な感じの家にしたい」とのご要望で、外観・内装は、ともにグレー・ブラック・ステンレスシルバーで統一されています。アクセントウォールには木毛セメント板をあしらい、インダストリアルなテイストをプラスしました。
「ソファは置かない」と決めていたリビング。床は石調のフロアタイル、天井と壁は明るめのモルタル調仕上げ。アクセントウォールには防火壁の下地などに使われている木毛セメント板を採用しました
スタイリッシュさが際立つオールステンレスのキッチンは、無駄な凹凸が一切ないフルフラットスタイル。冷蔵庫やシェルフ、鍋やフライパンまでステンレスで揃えたプロの厨房のような世界観に「モチベーションが上がる」と奥様。ご夫妻でキッチンでお酒を飲みながら過ごすことも多いそうです。
始めは家づくりに興味がなかったというご主人は、モデルハウスで目にしたリビング天井のスピーカーシステムに興味を惹かれ、家を建てるならぜひ実現したいと思ったそう。「休みの日は、朝から音楽をかけてゆっくり過ごします。天井から降り注ぐ音に囲まれて過ごす時間は幸せしかない」と充実したお家時間を語ってくださいました。
オールステンレスのキッチンは、ミラタップ(旧サンワカンパニー)の「グラッド45」を採用。細部まで丁寧に仕上げたこだわりのキッチンです
洗面化粧台もキッチンと同じミラタップ製。洗面器まわりに無駄なスペースをつくらないスクエアボウルがこの空間にぴったり
現在、2階の一部屋はトレーニング機器を置いて、小さなホームジムとして使っています。「2階の窓からの眺めがいいんですよ。特に冬の冠雪した立山連峰が見事で、きれいな景色を見ながら身体を動かすのはとても気持ちいいですよ」
家を建ててから新しく家族に迎えた猫の姉妹と遊んだり、お二人のお気に入りアーティストのミュージックビデオを鑑賞したり、おだやかな日常を過ごされています。必要なものだけを配したシンプルな暮らしの中で、これからも豊かな時間が紡ぎ出されていくことでしょう。
※コメントは承認制です
コメントをどうぞ
コメントするにはログインまたはユーザー登録が必要です