光をおしゃれに効率よく採り入れるリフォームのアイデア

2017.07

[vol.6]2017夏号リフォーム家づくり

住まいのプロに聞く知って得するリフォーム図鑑光の採り入れ方編

住まいに光と風を採り入れる窓
効率よく、オシャレに採光を計画してみませんか?

窓は、住まいと外の環境だけでなく、部屋と部屋をさりげなくつなげる役割のあるものです。光や風の通り道となることはもちろん、音や香り、それから家族の気配なども窓から感じられます。室内においても、採光窓に工夫をして十分に光を採り入れられるようにしておけば、気持ちが前向きになったり、電気代の節約にもつながったりします。

ところが、明るい住まいで暮らしたいと思う一方で、間取りや方角の関係で光が入りにくい場所ができてしまうことも。今回のワンポイントリフォームでは「採光窓」に注目して、リフォームの際に取り入れたいアイディアをまとめました。

スマートな縦長スリット窓で、光と風を採り入れて

人目が気になりにくい、スッキリしたスリット窓

部屋と外をスマートにつなげる

「窓を設置したいけど、人目が気になる」、といってせっかく大きな窓を設けてもカーテンなどで目隠しするのではもったいない。そんなときは縦型でスマートなデザインのスリット窓を計画しましょう。ガラスを曇りガラスやステンドグラスにすれば、外からの視線を気にすることなく十分な光を採り込むことができます。また、「滑り出し」という方式で開閉できる窓なら、風通しもよい快適空間が実現します。

暗くなりがちな階段や廊下には、隣設した部屋の光を利用

リフォームで実現したい室内の採光窓

間取り上、暗くなりがちな階段や廊下は、積極的に光を採り入れたい場所。足元が見えにくい暗い階段や廊下は、つまずいてしまうなど、危険がおよぶことも考えられます。光が十分に入る隣の部屋との間の壁に窓を設ける計画をすれば、暗いスペースにも光を確保できます。サッシのデザインにもこだわりを入れれば、さらにオシャレな空間が手に入ります。