暮らしを彩る〝花のある生活〟

「好き」「可愛い」を飾る感性を大切に

ドライフラワーを飾ってショップ風のインテリアに

　近年、ドライフラワーの人気が非 常に高まっています。ファッションやインテリアで流行中のスモーキーカラーが、ドライフラワーと相 性がいいんですね。家づくりの時、 ドライフラワーを飾るのを前提に壁の色を考える方もいます。
　ドライフラワーをお洒落に飾っているショップは人気がありますね。風水では枯れた花を置くのはＮＧという説もありますが、運気が下がったという話は聞きませんし、さほど気にしなくていいと思います。 ドライフラワーのディスプレイと一緒にお客様が写真を撮ったりと楽しんでいる雰囲気が運気を引き寄せるのかもしれません。
　お家の壁を飾るにはスワッグが手軽です。白をメインにしてパンパスグラスを入れると今風のアレンジに。もっと簡単にするならプロテアなど大ぶりのワイルドフラワーをガラスの花器に一輪入れるだけでお洒落に見えます。小さい花なら花器の底にも花を散らすと素敵ですよ。

五感を高め情操を養うボタニカルライフ

　私は子供の頃から家に花がある生活だったので、情操的にいい環境だったなと大人になってから気づきました。色や香りだけでなく、蕾が開いたり花が萎れていく様子を日々感じて暮らすことは、精神的素養になります。小さなお子様のいるお家こそ生花を飾ってほしいと思います。食卓に花があるだけで大人も豊かな気持ちになりますよね。

「好き」を飾るのがいちばん

　生花もドライフラワーも、大切なのは、自分が好きと思えるお花を選ぶこと。何よりも、「好き」「可愛い」という気持ちが、生活に彩りを添えたり癒しをもたらします。飾る場所も、お客様目線より、自分がよく目にする場所にしましょう。花を選ぶ行為ひとつに、自分の気持ちを優先する生活を大事にしたいですね。

ナビゲーターはこの人

奥野 静香さん

Hanacoco オーナー

「お店みたいに飾りたい」「生花を長持ちさせたい」という方もお気軽にご相談を