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「香り」と「健康」の関係を考えた家づくり

アロマ効果と消臭対策を上手に取り入れてリフレッシュ

香りの効能は日常的に活用されています

嗅覚は、五感の中で最も原始的な感覚であり、脳の本能を司る部分や自律神経系にダイレクトに働きかけるといわれています。アロマテラピーと同様に、日本でも昔から、ヒノキやクスノキ、い草の香りなどを生活に役立ててきました。ゆず湯や菖蒲湯なども、香りを活用した生活の知恵といえます。

「木の香りのする家」がもたらす健康効果

木には森林浴の効果を持つフィトンチッドという成分が多く含まれています。この香りは、リラックス効果だけでなく、抗菌・防臭・防虫・抗酸化の働きがあります。これは病気や害虫から自らを守るために、樹木自身が身につけた能力であり、人間や他の生き物たちにも有効に作用してくれるものです。

スギを使った研究では、疲労回復や血圧を低下させる働きが認められており、ヒノキの匂い成分が免疫細胞を活性化させるという実験結果もあります。
また、青森ヒバが持つ2種類の香り成分はシロアリに強いとされています。

嫌な匂いを分解してくれる建材は?

天然素材の建材は、素材そのものが呼吸し、嫌な匂いを吸着・分解してくれる働きをするものが多くあります。無垢材や漆喰、珪藻土が代表的。サンゴやホタテの殻を使った塗り壁材などもあります。

また、畳の材料であるい草にも、フィトンチッドが含まれており、リラックス効果と共に消臭効果が期待できます。

匂いは下へ流れるため、リフォームで窓の位置を変えられる場合は、匂いの気になる部屋の窓の位置をなるべく下げるのも良いでしょう。

消臭剤や柔軟剤の多用に注意!

柔軟剤などマイクロカプセル製法で作られているものは、香りが長く続くというメリットがある反面、香り成分と一緒にマイクロプラスチックを吸い込んでいる危険性が示唆されています。健康やエコが気になる方は、マイクロカプセル不使用のものを選ぶようにしましょう。

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