ハウスダスト・腐朽菌
住まいのお手入れ便利ガイドvol.25
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高温多湿の日本で、家の耐久性に大きな影響を与えるのが、腐朽菌による被害です。目に見えないところで進行することも多く、日頃の暮らし方や被害の早期発見が重要です。腐朽菌は湿度80%以上、温度10°C以上の高温多湿の環境で酸素と木材に含まれるセルロースなどを分解して発育します。水分管理が何よりも大切になります。
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こんなところをチェック!
屋根
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雨漏りしている部分は要注意。日の当たりにくい場所で腐朽菌は発育する。
水回り
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湿度が高い上、北側に面していることが多く、腐朽菌が発育しやすい条件が整っている。日頃から水のかかるところや給水管のまわりなどに注意を。
窓回り
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窓回りなど、常に濡れている箇所は注意。
基礎部分の木材
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最も地盤面に近い木材なので、湿気の影響を受ける。定期的に点検し、10~15年経過したら、防腐処理などをして補修。
モルタル下地
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モルタル壁などに亀裂があると、雨水が浸入して下地板を腐朽させる恐れあり。
雨どい
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雨どいから溢れた水や、破損箇所からの漏水によって腐朽の可能性。モルタル壁に亀裂があると、雨水が浸入して下地板を腐朽させるので注意。
- 多湿でジメッとした場所や常に結露が起きているような場所では、腐朽菌が発育しやすいため、特に注意してください。重点的におそうじや点検を行うようにしましょう。 また、木部の腐朽の点検や補修は、専門の業者にご相談を。
- その他、開口部周辺など、結露が生じやすいところは腐朽の危険があるので注意してください。
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