ライフスタイル   住まいのお手入れ便利ガイド

表面結露

住まいのお手入れ便利ガイドvol.29

結露は、あたたかい空気中に含まれる水蒸気が冷たいものの表面にふれて水滴ができる現象。
冬の電車や車の窓が曇るのもこのためです。お家で起こる結露は、木材の耐久性と強度をそこなう恐れがあるので注意しましょう。

水蒸気を防ぐ暮らしをしよう

換気や通風を心がけ、水蒸気の発生をできる限り抑えるのが結露を出さないポイント。
壁などに使用される漆喰や珪藻土は、紙と木でできているため調湿作用があり、湿気がこもらないので結露を抑えることができる。

防止対策

壁のシミ

結露は壁のシミの原因になる。日頃からシミが出ていないかチェックしておこう。

浴室

天井や壁に水滴が残らないように、入浴中・入浴後にしっかり換気。戸はほかの部屋に湿気がもれないように閉めておく。

窓・カーテン

サッシのアルミ部分に水滴がついていたら、こまめに拭き取る。カーテンと窓サッシ戸の間も換気する。

押入れ収納

日頃から戸を頻繁に開けて換気することが大切。内部の空気がこもるので、空気の循環をよくするために、壁と床にすのこを置くのも効果的だ。衣類や布団が直接、床や壁にふれてしまうのはNG。通気をよくするためにも、荷物や衣類を詰め込まないように注意しよう。

部屋干し

洗濯物の部屋干しは大量の水蒸気が発生するので、できるだけ避ける。どうしても必要なときは、エアコンで除湿したり窓を開けて水蒸気を外に逃がそう。

家具の裏

家具を置くときには、壁から5〜10cmほど離して設置するのがおすすめ。結露しやすい外壁側にはできるだけ置かない。

【ご注意】

  • 鍋をすると室内にかなりの水蒸気が発生します。換気を十分に行いましょう。
  • 開放型の灯油ストーブは、空気中の酸素を燃焼させ水蒸気を発生させるので、できるだけ使わないようにしましょう。

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