おうち訪問   リフォーム事例

かつての面影を残す、新しい快適空間

断熱性能を高めて、寒さ知らずの心地良い毎日に

築50年の長屋にお住まいのI様ご家族。今回で3回目となるリフォームは、寒さを解消することが最大の目的でした。「家中に断熱材を入れたい」と考えていたご主人の強い思いに応えるため、ほぼ全面を解体して断熱材を入れ、古いサッシを高断熱サッシに取り替え、既存サッシを利用した窓には内窓を取り付けるなどして、家全体の断熱性能を高めています。「LDKもお風呂も2階の部屋も、どこにいても暖かいです」と、想いをかなえたご主人は満足そうな表情を浮かべます。

ご夫婦とお父様がゆったり寛ぐLDKは、区切られていた居間とキッチンをつなげ、もともとあった廊下をなくしたことで、一体感のある広々空間に。家族が集まりやすく、家事もしやすいつくりとなっています。なかでもキッチンは、作業台や食器棚などを奥様の希望通りに一新。「作業台が高くなり、調理スペースが広くなって快適です。IHに変えたので、魚もおいしく焼けて掃除も楽になりました」と奥様もニッコリ。また、この家族団らんの空間に光を取り入れるために、洗面室との間に設けられたおしゃれな明かりとりもI様邸のポイントです。

リフォームの隠れたテーマは、欄間や柱を生かして、新しく快適に。既存の柱は、格子と組み合わせることで、目隠しの役割を兼ね備えたインテリアになりました。また、良質な材料が使われた既存の欄間や床の間、竹の飾りも今に生かされています。かつての面影を残すI様邸だからこそ、これからもたくさんの思い出が育まれることでしょう。

白と明るい木目を基調とした明るく広々としたLDK。既存の欄間や床の間、構造上必要な柱を隠してつくった壁を生かした棚など、かつての面影を大切に残しながらも、より快適な暮らしを届けるアイデアが適所に見られます。

技あり! こだわりポイント

コンセプトは、〝思い出はそのままに素敵リフォーム〟。既存の欄間や柱を今風のインテリアとして再利用することで、かつての面影をさり気なく残していることがポイントです。
大切に住んできた家だから、直したい場所と残したい場所があります。家族の大切な記憶を残しつつ、快適な空間にできるのはリフォームならではのメリットですよね!

既存の欄間はシンプルなデザインのため、LDKの雰囲気にも見事に調和しています。その奥に見える竹の飾りや床の間もそのままの形で再利用しています

LDKの明かりとりは、スモークフィルムを貼り付けたガラスにアルミの格子を取り付け、既成の飾りをサイズに合わせてアレンジしたセミオーダー品

構造上必要な柱を生かしたこだわりポイント。柱の直線上には玄関に続くドアがあるため、格子と組み合わせて来客の視線を遮るよう圧迫感のない目隠しに

玄関の左側に見られる段差は、リフォームによって空間を広げた部分。内側にポストの入り口を取り付け、玄関収納を設置しています

分厚い壁のデッドスペースを生かすために、リビングからもダイニングからも使いやすい位置に埋め込み棚を設けました

既存の床の間を残して全体を一新した和室は、上質なサッシによって暖かい空間を実現。引き戸を開放すれば、LDKと一体感のある空間になります

明るい光が射し込む2階の洋室は、既存のサッシを生かして内窓を取り付けたことで、断熱性・気密性がアッブ。趣味を楽しめる快適な空間に仕上がっています

OWNER’S VOICE

家族そろってLDKで過ごす時間が、以前より長くなりました。完成後に来られたお客さんも「明るくなったね」などと褒めてくれました。大雪の日も暖かく、以前の冬はファンヒーターとコタツが必須でしたが、今はエアコンと電気カーペットで十分。特に2階は室温が18度もあって驚きました。快適すぎて、もう灯油の生活には戻れません。

PLAN

防火地域に立地する様邸。延焼ライン内のサッシは防火仕様にしなければいけないため、二重サッシは良質なものを採用しています。また、壁は断熱材を入れることで断熱性と防音性がアップ。雨と風の音だけでなく、住宅密集地のため以前は聞こえていたお隣の生活音も全く聞こえません。防音効果も高まり、より快適な暮らしが実現できました。

DATA

氷見市 I様邸
■種類 戸建て
■施工面積 107.9㎡
■施工箇所 ほぼ全面
■工事期間 約3カ月
■家族構成 大人3人(夫婦+お父様)
■施工会社 株式会社オリバー 0120-47-1152

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