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長年の住みづらさを解消! モダンに蘇る古民家リフォーム

築100年を超える古民家をリノベーション。
美しさはそのままに居住性アップ

明治時代に建てられた日本家屋にお住まいのF様。堂々とした佇まいとは裏腹に、気密性の低さによる寒さにお悩みでした。今回、あたたかく暮らしやすい家にとリフォームを決断され、大規模改修を行うことに。

既製品の部材が使えないことが多い古民家のリフォームは「いかに既存の部材を活かすか」がポイント。今回のお家では、梁や柱、天井などを活かし、そのまま〝あらわし〟に。障子や襖で仕切られた空間を統一し、広々としたリビングを設けました。高い天井を活かした背の高い照明と、レトロな建具が印象的な内装は、まるで旅館のロビーのようです。

傷みのひどかった水廻りと、白アリ被害のあった床下は全て新しく取り替えました。キッチン横に収納室を設けて玄関からも行き来できるようにしたり、空調効率の悪かったリビング階段をやめて仕切りを作るなど、暮らしやすさの工夫も随所に取り入れています。

北西にあった独立型キッチンは撤去し、オープン型キッチンを新たに設置。リビングとの壁がないキッチンは、長年寒い台所で一人で調理されていた奥様の憧れだったそうです。「担当の田山さんに『IHの後ろの壁もなくしてほしい』とお願いしたところ、天井が高いため換気扇ダクトの配置が難しかったそうなのですが、思い通りにしていただけて感謝しています」と奥様。お料理とおもてなしの好きな奥様が、1日のほとんどを過ごされるお気に入りの場所となりました。

美しい趣の建具、土間、上がり框はそのまま活かしてリフォーム。腰掛けられる高さの上がり框は、現代ではめっきり少なくなりましたが、来客とのコミュニケーションの場として重宝します

吹き抜け階段からの冷気で、業務用ストーブを使っていても寒かったというリビングは、間取り変更により日当たりのいい位置へ移動し吹き抜けを仕切ったことで、エアコン一台で快適な空間に生まれ変わりました

梁を見せる内装に合わせ、キッチンカウンターの上に、新たに梁を造作。梁とペンダントライトが高い天井に映えます

古き良きものは残す

組子や欄間、檜の一枚板を使った帯戸など、伝統工芸の技術が其処此処に残されていました。本物のアンティークが持つ風合いが、和モダンのインテリアをぐっと上質に高めています

DATA

OWNER’S VOICE

計画途中での間取りの変更など、わがままを聞いてもらって感謝しています。どこまで変更できるかは専門家に聞いてみないとわからないので、いろいろと相談にのってもらえてよかったです

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