デッドスペース活用編②
使っていない空間を有効に使うことで、メインのスペースは、より自由に使えるようになります。
前号に続きお届けする、デッドスペースの活用アイデア後編は、どのお部屋にもたくさんある「壁」に注目。
壁を有効活用できる、ニッチのつくり方、使い方をいろいろご紹介します。
キッチンカウンターとニッチは相性◎
作業スペースの手元に調味料を

ご提案した奥様に喜ばれているのが、キッチンカウンター内側、作業スペースの奥に調味料などをしまえるニッチ。お客様からは見えず、調理スペースもスッキリ広く使えるので重宝します。キッチンパネル仕上げで掃除もしやすいですよ。
ダイニング側から使いたい位置に

ダイニング側にニッチをつくると、ダイニングテーブルからすぐ使える便利な収納スペースになります。テーブルの置き場所を考慮して棚の位置を決めましょう。
目隠しカウンターをディスプレイに使う

目隠しカウンターにニッチをつくりディスプレイコーナーにすれば、より効果的にキッチンへの視線を遮ることができます。写真のきれいなレシピ本などを置き実用を兼ねてもいいですね。
縦づかいのニッチアイデア
コーナーや扉横も活用できる
構造上の問題がなければ、コーナーにニッチをつくることもできます。コーナー部分はよく通る場所でもあるため、上手に使えば、収納としてもディスプレイとしても優秀なスペースとなります。


ニッチをキレイに見せるポイント
ライトを入れてディスプレイ映え

家族や来客を出迎える玄関近くにディスプレイ用のニッチを。飾りたいものに合わせてライトで照らせば、夜の帰宅時に家族を優しく迎えてくれる安らぎの空間となります。

扉をつけて壁のアクセントにも
隠したいものの収納や、埃などを防ぎたい場合 は、ニッチに扉をつける こともできます。

壁面とスッキリ一体化して見えるよう、扉は取っ手のないタイプにするのがポイント。扉の色や素材の組み合わせで壁の素敵なアクセントにもなります。
スイッチ類はニッチで窪ませるとスッキリ

リモコンやモニター、スイッチなど、壁の景観を損ねがちな機器類は、ニッチにひとまとめにするとスマートです。コンセントを設置して充電器などもまとめれば部屋も壁もごちゃつきません。

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