ウイルス対策リフォーム編
それに伴うリフォームの実例とアイデアをご紹介します。
感染症予防と利便性を兼ね備えたリフォームを検討・実施される方が増えてきています。
これからの時代を健康に生きていくためにも、知っておきたいリフォームのポイントや、取り入れたい住宅設備や内装材などについてまとめました。
まずは「持ち込まない」「触らない」
手洗い・収納を玄関近くにつくる
玄関からすぐの場所に洗面台があると、「帰ってきたらすぐ手洗い」が習慣化しやすくなります。また、衣類を掛けるスペースを設ければ、服についたウイルスなどを居室に持ち込まずに済みますし、花粉症対策にも有効です。
「非接触」ニーズで人気高まる自動水栓と宅配ボックス
自動水栓は、水栓周りの水濡れが減りカビや水垢の発生が抑えられ、掃除がぐんと楽になる点も喜ばれています。機器選びのポイントは、特にキッチンでは水量・温度調節などの使い勝手の検証、停電時の使い方をしっかりと抑えること。
宅配ボックスは、工事不要で設置できるものから、おしゃれな据え置き型までさまざまなバリエーションが登場してきています。
進化する抗ウイルスの内装材
壁紙やフローリングも抗ウイルス化に
抗ウイルス壁紙は、色・柄のバリエーションは少ないですが、価格帯や施工方法も、通常のクロスと変わりません。菌が繁殖しやすい湿度の多いところや、よく触れるところに使うと効果的。そのような場所はクロスの傷みも早いため、クロス張り替えリフォームに最適と言えます。
床材や畳、手すり、ドアレバーなども、抗ウイルス機能を持つものが出てきていますので、暮らし方に合わせて取り入れてみましょう。
自然素材の効能を見直そう
抗菌・抗ウイルス作用があるといわれる自然素材には、漆喰、珪藻土、ヒノキ、ヒバ、柿渋などがあります。古来より使われている素材には、湿度対策や匂い対策、リラックス効果など、住み心地を良くする日本の知恵が教え継がれています。
免疫力アップのためのリラックス空間づくり
おうち時間充実のためのリフォームニーズも高まる
コロナ以前に比べ、リラックスのための時間・空間づくりが重要視されています。外でのストレスが増えた分、のんびりする時間を意識して設けることは免疫力アップの観点からも不可欠です。
リラックススペースをリフォームするなら、抗ウイルス加工畳や、香りのよい檜など、機能性と癒やし効果の両面から賢く素材を選びたいですね。

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