お掃除ラクラクリフォーム

住まいのプロに聞く知って得するリフォーム図鑑 お掃除ラクラクリフォーム編
お掃除しやすい家にする4つのポイント

せっかくリフォームするのなら、掃除がラクな家にしたいですよね。清掃性の高いお風呂やトイレ、換気扇などへ交換するのも非常に有効ですが、今回はそれ以外の内装リフォームにプラスすることで、日々の掃除をラクにするポイントをいくつかお知らせします。

point1・ホコリを溜めない

カーテンレールを枠内に付ける

カーテンレールの掃除は、ホコリを払うだけなので、そんなに大変ではありませんが、目につきにくいため、放置してしまう恐れもあります。

カーテンレールを窓枠の中に取り付ければ、ホコリの入る隙がなく、カーテンレールの掃除そのものが必要なくなります。

巾木を薄くする

巾木にもホコリは積もります。巾木は全ての部屋にあるため、掃除の手間も大きいですね。巾木の厚みが薄いほど、ホコリが溜まりにくくなりますので、リフォームの際にソフト巾木やライン巾木への交換を検討してみるのも良いでしょう。

point2・汚れがサッと落とせる

水まわりの壁を耐水パネルに

システムキッチンの壁につける耐水パネル(キッチンパネル)の奥行きは、キッチンより20〜30センチ長いのが一般的ですが、それよりさらに広い面積に施工することも可能です。調味料の棚などを造作するときに貼ることもできます。

色や柄のバリエーションもありますので、コーディネートにこだわりたい方にもおすすめできます。

壁面いっぱいまで耐水パネルを拡張した例

調味料収納の内部に耐水パネルを施工

色柄が豊富な日本デコラックスの耐水パネル

トイレの全面の壁に耐水パネルを拡張した例

汚れが染み込みにくい扉

ドアや収納扉などは少しずつ手垢がつき気がつくと黒ずんだ状態になることも多々あります。汚れの染み込みにくい加工をした扉を採用することで、汚れてもサッと拭くだけで美しさが蘇ります。

汚れが染み込みにくい加工をしたPanasonicのシステム収納「キュビオス」

油性マジックの汚れも拭いて落とせるPanasonicのベリティスシリーズ

point3・溝をなくす

吊戸を採用して床をフラットに

床にある敷居や扉のレール、サッシのレールなども、汚れが入り込みやすく掃除しづらい形状です。上から戸を吊るす吊戸なら、床に溝をつくらずフラットに。掃き掃除も拭き掃除もラクになるだけでなく、軽い力で動かせるのもメリット。

吊戸は掃除しやすいだけでなく、部屋を広く見せる効果も

溝の少ない窓

サッシは溝の少ないフラットレールタイプのものが三協アルミから出ています。汚れやすい掃き出し窓に取り付ければ掃除の手間を減らすことができますね。

フラットレールを採用した三協アルミの「アルジオ」

point4・清潔を保つ

結露を防ぐと汚れも防げる

汚れの原因をつくらない住まいづくりも大切です。落としにくい汚れの原因の上位にあるカビ汚れを防ぐには、結露対策が有効です。断熱リフォームや内窓設置などで、根本的な対策を。

お掃除ロボットの効率を考える

テレビボードや造作収納を、フロートタイプにすると、床掃除が断然ラクになります。お掃除ロボットの働きもより効率的になり、きれいな状態を保ちやすくなります。

フロートタイプの収納シェルフ

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