夏野菜のスパイシーパエリア

スペインのバレンシアに伝わる郷土料理で、家族や親戚が集まった時やお祭りのときに、パティオや野外でワイワイお喋りしながら食べるのがパエリア。わかりやすく言うと日本のちらし寿司みたいなものです。カラフルな夏野菜とシーフードをたっぷり入れて、元気いっぱい、暑さを吹き飛ばしましょう！

つくり方

玉ねぎはみじん切り、シーフードは一口大に切り、キノコは適当な大きさに割き、米は洗って水気を切っておく。

フライパンに油を熱し、ガーリック、クミンで香りを出す。

玉ねぎのみじん切りを炒め、色が変わったら塩をふり、米を入れて炒める。

フライパンに米の5mm弱上くらいまで水を加え、野菜だし(コンソメ)、しょうゆを入れて混ぜる。

シーフード、野菜を並べ、蓋をして中火で水分がなくなるまで、約15分加熱。

最後に強火で加熱して、ハーブやレモンで飾りつけして、皿に盛り付けていただく。

シーフードにもこだわってみては？ 日本海のさまざまな魚介類が集まってくる富山湾。
スルメイカ、タコ、マダイ、トビウオ、カキなど…新鮮な食材でおいしさもUP♪

一口メモ

暑い季節に必要な栄養素がたっぷり！　豊かな栄養と色彩で体に刺激を

野菜は、旬の時期に一番栄養価が高く、不思議とその時期に身体に必要な栄養素が詰まっています。代表的な夏野菜には、ズッキーニやトマト、ピーマン、ゴーヤ、ナス、トウモロコシ、カボチャなどが挙げられます。濃い、ハッキリした色の野菜がその特徴です。食欲も落ちるこの季節、カロチン、ビタミンC、ビタミンEなどを多く含む野菜が多く、夏バテなどに効果が高いカラフルなビタミンカラーは食欲を刺激しますし、含まれている栄養素とその効能は、夏にぴったりと言えます。

ナビゲーターはこの人

茶谷 美佳先生

野菜ソムリエ
東洋薬膳茶スペシャリスト
豆腐マイスター