インテリア   インテリアコラム

長く使い続けられる家具や雑貨 つくり手の想いを届ける仕事を

長く使えるものを提供したい

富山県のインテリアを扱うショップにお話をうかがうインテリアコラム。今回は、ジェニコのオーナー・富増さんに、長く使い続けられる家具や雑貨についてうかがいました。

長く愛されるのは理由がある

購入したばかりの家具はきれいで素敵ですが、長く使うほどその魅力が増す事もあります。それは、使い込まれた家具だけが出せる外見上の魅力に加え、その家具を使い込んだ人にだけ感じられる価値が生まれるからです。私は、お客様にそんな家具や雑貨との付き合い方をしてもらいたいと考え、「長く使える」ということにこだわって商品のセレクトをしています。

「長く使える」ことを判断するポイントは、「昔からある」ということ。流行に左右されることなく、昔から愛されるものには、長く使える理由があります。近年量販されているお手頃な家具の中には、つくりが粗く、壊れても修理できないものもあります。しかし、昔からあるものは、使用されている素材やつくりがしっかりしていて、壊れても修理をして使い続けることができます。修理する側からしても修理のしがいがあるというものです。

また、昔からあるものを洗練して提供しているつくり手も大勢います。1616/arita japanというブランドもその一つ。四百年の歴史をもつ有田焼の伝統を踏襲しながら、これまでとは異なるデザインアプローチを試みているブランドです。有田焼ならではの日常使いに耐えられる頑丈さを持ちながら、現代の食文化にもマッチするシンプルでニュートラルな形が魅力です。

1616/arita japanのプレート

つくり手の想いを 使う側へ届けたい

私がお客様に「長く使ってほしい」と願う根底には、以前時計のデザインをしていた経験があります。私もそうだったように、つくり手は、どんな人が使うのか想像しながら、「どうか長く使ってもらえますように」と願いを込めてものづくりをしています。つくり手の想いへの共感が現在の私の姿勢につながっているのです。一度愛着が芽生えると他で代替えすることが難しく、相応の時間がかかるもの。だからこそ長く使い続けられるものを選んでみませんか?

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