インテリア   インテリアコラム

世代を超えて愛される’60sデザイン

流行に左右されない普遍的なデザインと価値

持続可能性社会へと時代が動いている今、見直されているのが、家具や日用品を大切に使い続ける「ロングライフデザイン」。そんなロングライフデザインの家具を取り扱うセレクトショップRoom Rootsの小野木さんに、その魅力を語っていただきました。

半世紀生きる60年代のデザイン

Room Rootsでは、幅広い世代に向けて、ベーシックで中価格帯のものを中心にセレクトしています。

特に人気があるのが、60年代のデザインをそのまま現在もつくり続けている「カリモク60」というブランドです。年配の方には安心感、若い世代にはレトロ感を感じさせるデザインは、どのような内装にもしっくり馴染む普遍的な美しさが魅力です。

ファストファニチャーを脱したい方にもおすすめ

家具選びで大切なのは「何年使うか」です。考えようによっては、5万円のソファを5年使うことと、20万円のソファを20年使うことは同じ価値と言えるかもしれません。新婚の時と、20年経ち子どもが巣立った時では、同じ人、同じ夫婦であっても価値観が変わります。20年後に、あらためて、その時の価値観で家具を選び直し、また20年使う、といった家具との付き合い方もできますね。短い期間だけ使うなら、ファストファニチャーで十分でしょう。しかし、ファストファニチャーに囲まれた生活では、本当の家具の良さを感じることはできません。質が良く長く使えるものが欲しいけれど無垢材の家具は手が出ないという方にも、カリモク60の家具はおすすめできます。

無垢材の家具はメンテナンスで長持ちさせることができますが、カリモク60の家具は、パーツを交換することで長く使い続けられます。パーツは素材や材質が選べるので、購入時と異なる材質のものを選択することも可能です。人間が数年で細胞が全て入れ替わっても、その人であり続けるように、家具のパーツを交換し続けて全てのパーツが入れ替わったとしても、ずっと同じ家具であり続けます。

60年代のデザインには、日本企業のものづくりのルーツが生き続けています。こうした家具と暮らすことで、長い歴史の中で変わらない安心感や温故知新を、生活の中で感じられることでしょう。

お問い合わせ

CTA-IMAGE リフォームに関するお問合せ
ZERO-CUBEに関するお問合せ
ココリビングに関するお問合せは
こちら

株式会社オリバー
0120-47-1152