インテリア   インテリアコラム

日常を彩るアンティークとの出会い

一点ものが叶える、自分らしい暮らし

環境意識の高まりや個性的なスタイルへのニーズから、アンティークやリユース品が注目されています。今回は、富山市のセレクトショップTOBIRA(トベラ)の池川さんにお話を伺いました。

「要らないもの」と「要るもの」を繋ぐ

TOBIRAは、解体業を営む㈱エイキが運営するアンティーク・リユースショップです。解体作業で得た美術品や家具、小物のほか、フランスから買い付けたアンティークや雑貨も取り扱っています。

買い取りの際に「もう要らないものだから価値なんてないでしょう」と言われることもあるのですが、誰かにとって不要であっても、別の誰かにとっては必要かもしれない。当店は、古いものと新しいもの、日本のものと海外のもの、そして「要らないもの」と「要るもの」を繋げる場でありたいと考えています。

リユース品のメンテナンスには、就労支援の一環として障がいのある方々にも協力いただいており、人と人を繋ぐ場でもあります。

一点ものとの出会いが暮らしを豊かにする

お客様は、オリジナリティや自分のスタイルを大切にする方が多くいらっしゃいます。最初は小さな食器一つから取り入れ始めた方も、少しずつ身の回りにアンティーク品が増えていくことで、より心地良い自分に合ったスタイルを築いていくように感じられます。

若い方の斬新な発想も印象的で、古いタンスの引き出しや本体を別々に使ったり、桐たんすを分解してパソコンデスクにされる方もおられました。コーヒーショップの方がコーヒーの試飲用にお猪口を購入されたり、古い食器にインスピレーションを得てお料理の献立を考えられた方もおられました。新品の既製品だと、こうした発想はなかなか生まれないのではないのでしょうか。一点ものだからこそ、出会ったときの直感やインスピレーションが際立つのかもしれません

一つひとつの品には歴史があり、使い込まれた質感や傷跡も、歴史を伝えてくれる魅力の一部です。一期一会の出会いを通じて、アンティークやリユース品が生活を豊かにするきっかけとなれば幸いです。

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